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「グッとにらんでパッと閃く」
考えて、考えて、さらに考えよう!
君たちの考える力が未来を創る
学ぶことは読むことと思考することです。
数学を学ぶことも読むことと思考すること。まずは読むことです。ただし、読むと言っても文字ばかりではありません。文章、式(数式・方程式)、グラフ、図、表など様々なものを読むのですが、その際に必要になるのが眼力です。ただ字面をなぞっただけで読んだ気になるのではなく、式・グラフ・図形も文字と同時に読んで理解しなければなりません。この時の一連の目の動き(眼力)を読解力も含めて「睨む」と表現することにします。
まずは、計算にも眼力が必要になるということから述べましょう。電卓のような計算だけをするのではなく、計算の規則を使うとか分数を用いるなど「工夫しよう」と式を眺める眼が睨むことにつながります。その際に大事なことは式を書くことです。自分で書いた式を目で追いながら計算することです。「答えがあっていればいいじゃないか」ではなく「もっと簡単(ラク)できないか」と思いながら式を睨むことです。
訓練にもってこいの材料は中学3年で学習する因数分解です。ここで「グッと睨んでパッと閃く」ことを実感できるようになれば、ほかの分野でも応用できるようになるでしょう。
方程式や関数の式変形など計算にはすぐに応用できますが、関数や図形の問題にどう応用するかです。まずはきちんと問題文を読むこと。次に問題文を読みながらグラフや図を描き、さらに与えられた条件を書き込むこと。慣れてくると読みながらグラフや図が描けるようになります。こうなるとしめたもので大半の問題は解決できています。自分で問題文を読みながら書くことで問題の背景がみえてきて、解法の道筋さえも見えてきます。
また、解き方が何通りかある問題があります。この時々の解き方を選択するかで、楽に解けるか・面倒な計算になるか、分かれることがあります。ここでも「グッと睨んでパッと閃く」感覚が重要になります。
考えて、考えて さらに考えよう!
論理的に考えるところに数学を学ぶ意義があるのではないでしょうか
宿題が無くても家庭での学習はできます。
読書はすべての教科の基本である読解力を育てる。